「たけちゃ〜ん」と店の外から子どもたちの声が聞こえてくると、竹本さん夫婦はうれしそうに出迎えます。
竹本商店はもともと食料品店として、南郷めいつで長年愛されてきました。そして竹本さんが60歳のときに新しく始めたのが、移動販売車での海鮮串焼きの屋台。そして2年前、その移動販売車も売り払い、ふたたび竹本商店で始めたのが「駄菓子屋たけちゃん」。いくつになっても、ひらめきに身を任せて、どんどん新しいことに挑戦されています。
「毎日、子どもたちに会えるのは嬉しいわ」と、竹本さんの奥さん。お菓子はひとつ11円から。100円で自分でつくれる綿菓子も人気です。